邪と気
※これは2017年09月08日のブログ記事をお引越ししてきた記事です(ちょうど薬膳を習っていた頃です)※
気が付けば、かなり久しぶりの投稿です^^; 現在、私は来月の資格試験に向けて、家事と仕事と育児のすきま時間で勉強中です。学生の時よりも勉強している気がします💦
9月に入り、すっかり空気も秋めいてきましたね。体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。
うちの家族も、ここにきてバタバタと体調を崩してきております^^;
中医学では、体調不良の原因の1つに「外邪」という概念があります。外邪は六因あり、それぞれの季節に対応して、「風邪」「暑邪」「火邪」「湿邪」「燥邪」「寒邪」がいます。
そして、その「邪」から身体を守ってくれているのが、自分自身の「気」です。
「気」がいっぱいあれば、身体を守ってくれるので、邪もとりつかない、もしくはとりついてもすぐに追い払うことができるのですが、「気」は汗と一緒に出ていってしまいます。
(もちろん、他にもいろいろなシーンで「気」は消耗していきます)
暑い夏場にたくさん汗をかいて、ちょっと「気」が足りていない状態のこの時期、急に寒さや多雨がやってきて、かと思えば、また暑さが戻ったり、と、いろいろな「邪」がわらわらと往来しています。
これが、いわゆる「季節の変わり目」=土用と呼ばれる時期です。
よく、「土用の丑の日」にはうなぎを食べますが、土用は夏の初めだけではなく、季節の変わり目なので年に4回あるのですね。
この時期は、うなぎのように、栄養のあるものを食べて、体力をつけて、免疫力をアップして、「邪」から身体を守りましょう、という事なんですね。
(ただし、体質により、うなぎは食べない方がいいよ~、という人もいます)
今朝のニュースで、今年はサンマが小さくて高いと伝えられていましたね。
サンマも、「気」が足りなかったのかな~?苦笑
サンマに限らず、今が旬のもの栄養のあるものを食べて、外邪に負けないように頑張りましょう♪