冬の養生~おすすめ食材
※これは2020年11月14日のブログ記事をお引越ししてきた記事です※
こんにちは!すーじーです^^
今回は冬に食べたいおすすめ食材についてです。
冬は寒邪(かんじゃ)が入り込む季節。
寒邪とは、病気の原因となる6つの「邪」の1つで、
特徴としては、陽気を傷つけやすいので身体が冷える
そして、脾胃に入ると下痢や腹痛をおこしやすく
気血の巡りを妨げるので、身体のあちこちに痛みが出たり
皮膚が収縮するため、筋肉がひきつったり、
乾燥やひび割れをおこします。
また、冬は中医学でいうところの「腎」が傷つきやすく
腎は生命の源ともいえる臓で(臓器とはまた少し違う)
各臓器を滋養(体液を補充し、代謝を調節すること)し、
全身を温め代謝を促します。
冬は「腎」を養い、身体を温め、滋陰するものを選びます。
<身体を温める食材>
・胡桃 ・葱 ・にんにく ・にら ・栗 ・鶏肉 ・羊肉 ・エビ ・鮭 ・まぐろ など
<滋陰する食材>
・黒豆 ・山芋 ・かぶ ・きくらげ ・ほうれん草 ・いか ・ぶり ・かに ・牡蠣 ・豚肉 ・たまご ・チーズ など
<補腎する食材>
・栗 ・胡桃 ・ぶどう ・黒ごま ・キャベツ ・ブロッコリー ・カリフラワー ・いか ・うなぎ ・えび など
これらに旬の食材を組み合わせ、
調理法としては熱処理をして温かく食べられる調理法を選びます。
また、唐辛子や山椒、生姜など辛味の食材をプラスして
気血の巡りを促すのもおすすめ。
特に、海の食材は身体を冷やす性質のものが多いため、鍋物として食べるのは
薬膳的観点からも、理にかなっているわけです。
余談ですが、冬はためこむ性質があるため、ダイエットには向かない季節でもあります。
気血が滞りがちなため、それを動かそうと身体が食べ物(気)を欲するので
冬のダイエットは、身体に負担をかけるそうです。
そして、腎に良い食材は、アンチエイジング食材でもあります。
この季節に限らず、とりたい食材ですね♪