薬膳的視点~今日の夕飯 じゃことナッツの青菜炒め

※これは2018年06月20日のブログ記事をお引越ししてきた記事です※

薬膳師の資格をとったものの、実践まで、なかなかたどり着けない私。
とりあえず、復習も兼ねて、いつもの夕飯を薬膳的視点で振り返ってみようシリーズ
今回は「じゃことナッツの青菜炒め」
冷蔵庫のあまりものを使って、ちょっと薬膳らしさも意識して作ってみましたw

【青梗菜】性味=甘/平|帰経=肝・肺・脾|効能=活血、清熱、除煩、健脾、安神、理血
【じゃこ(いわし)】性味=甘咸/温|帰経=脾・肝・腎・心|効能=健脾、補気、健脳、活血、明目、安神、強筋骨、補血
【ナッツ(アーモンド)】性味=甘/平|帰経=心・肝・肺・大腸|効能=健脾、補血、潤肺、止咳、化痰、安神、強筋骨、通便
【クコの実】性味=甘/平|帰経=肝・腎・肺|効能=滋補肝腎、明目、潤肺

ちくわは、加工品のため、性味がわからず^^;
原材料の白身魚が何なのかで、変わるのかなぁ???

効能を見ると、安神効果と潤肺効果、明目効果がありそうです。
安神というのは、動悸や睡眠障害など心神の不安を解消する事で、心と関係しています。
心は、血脈を司り、夏に気をつけたい五臓。
青梗菜は体の中の余分な熱をとり、血のめぐりをよくして、心を落ち着かせる食材。
秋におすすめの野菜なんですって!(でも、この組み合わせは夏におすすめかな)

また、潤肺の「肺」は秋に気をつけたい五臓です。

これからの季節は
補血できるじゃことナッツをもっと多めにいれるか、補血効果のある食材をもう1品追加。
人参、しめじなどを追加したり、または黄身をつぶしてミモザ和えなんてのもいいかも。

夏から秋口にかけては、清熱効果のある食材(春雨、アスパラ、クレソン、セロリ、もやし、れんこんなど)をプラスしてもいいですね^^b

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