秋の養生~はじまりとおわりでおすすめのフルーツ

こんにちは!すーじーです。

今回は、秋におすすめのフルーツについて。

秋は中医学でいう五臓の「肺」をいたわる季節、と前回の記事でお伝えしました。

「肺」は潤いが好きで、乾燥が大敵。

なので、空気が乾燥しはじめる秋からは「肺」を意識的に守ってあげないとなのです。

口と鼻から直接外気に触れている肺ですが、今年はコロナの影響で皆さんマスクをつけているので

肺の養生という観点からは、いつもよりかは肺も守られている感がありますね。

潤肺作用としておすすめの食材、いろいろありますが、

全体的に秋の食養生として

「白い」食べ物が良いとされています。

きくらげ食べるなら黒より白

ゴマも黒より白

ワインなら赤よりも白

みたいな感じで。笑

ただ、秋は夏から冬へと移り変わる途中の季節なので

はじまりとおわりでは、気温も湿度もちがいます。

食べ物には、四性五味と帰経があり、

暑い季節や身体に熱がこもる時には涼性や寒性のもの

寒い季節や身体が冷えている時には温性や熱性のものを摂るようにします。

なので、秋の始まりには同じ潤肺の食べ物でも涼性で苦味のあるものを

そして、秋の終わりには温性で辛味のあるものを摂ると良いです。

その季節の旬のものは、

基本、その時に身体に必要なものをもっているので摂りたい食材です。

恵みの秋は果物もたくさん出回ります。

旬の果物としては、梨、いちじく、柿、ぶどう、びわ 等がありますが

秋のはじまりにおすすめなのは

・梨、オレンジ、びわ、ぶどう、マンゴー

どれも涼性なので、まだ暑さが残る秋のはじまりにおすすめです。

特に梨、びわは、生津効果もあるので、汗をかいて身体の水分が足りなくなっている今の時期におすすめ

そして、秋のおわりにおすすめなのは

・杏、いちじく、干し柿、みかん

どれも温性です。季節は終わりですが、桃も肺に帰経する温性の果物です。

そして、この時期は栗やナッツ類もおすすめです。

次回は秋におすすめのお野菜を紹介したいと思います。

※これは2020年10月11日のブログ記事をお引越ししてきた記事です※

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