秋の薬膳~ほうれん草・しめじ・白きくらげ味噌バタースープ

こんにちは!すーじーです。
秋の養生について、色々おさらいをしたところで
いよいよ、今回からは
いくつかの薬膳レシピに挑戦してみたいと思います。
薬膳師として、まだまだひよっこですから
後々、もっと良い組み合わせがあったりするかもしれませんが
とにかくやってみよう!企画です。笑

一発目は、毎日の食卓によく登場するお味噌汁で薬膳です。

【ほうれん草・しめじ・白きくらげ味噌バタースープ】

<材料>※量は作る人数により適当でOK
・ほうれん草 (性味:甘/涼)(帰経:肝,胃,大腸)(主な効能:補血,滋陰,通便)
・しめじ (性味:甘/涼)(帰経:腎,肺)(主な効能:補血,通便)
・白きくらげ (性味:甘淡/平)(帰経:肺,胃,腎)(主な効能:滋陰,潤燥,生津)
・みそ (性味:甘咸/温)(帰経:脾,胃,腎)(主な効能:温中,降気,解毒)
・バター (性味:甘/微寒)(帰経:肝,脾,肺,腎,小大腸)(主な効能:補五臓,補気,補血,潤燥)

<作り方>
普段作るお味噌汁と同じです。(簡単すぎてごめんなさい^^;)
最後にバターをひとかけ(大体2~3g程度)おとし、溶かしていただきます。

味噌は身体を温めるので、これからの季節に温かい味噌汁はおすすめ。
ほうれん草は目の疲れやドライアイにもおすすめです。

今回、スーパーでたまたま国産の白きくらげ(黒と白のセットで売っていました)が手に入ったので
いれましたが、普段はあまり手に入らないと思いますので、その場合は黒きくらげでも良いです。

黒きくらげ(性味:甘/平)(帰経:胃,大腸,肝,腎)(主な効能:滋陰,補血,益精)

またはきくらげの代わりに、山芋、卵でもOK。

やまいも (性味:甘/平)(帰経:肺,脾,腎)(主な効能:補気,滋陰,潤肺)
たまご (性味:甘/平)(帰経:肺,脾,胃,心,肝,腎)(主な効能:滋陰,潤燥,補血)

↑この2つは疲労回復にもおすすめ
ちょっと疲れたな~という日は、たまごを落として、目玉汁に!

そして、補血作用のあるものが多いので、副菜には補気、理気作用のあるものをプラスすると血のめぐりがよくなります。

・オニオンスライスのすだちポン酢
・ピーマン炒め

など良いかなと思います^^

バターは多すぎると、せっかくの温性の性質が失われてしまうので控えめに。

次回も薬膳レシピ考えます!

※これは2020年10月24日のブログ記事をお引越ししてきた記事です※

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