秋の養生~お茶編

こんにちは!すーじーです
更新が遅くなってしまいました。
今回は秋の養生~お茶についてです。

中国では「万病の薬」とも言われているお茶。
なんとなく不調なときや、未病対策として、
普段飲むお茶も意識してみると良いと思います。

薬膳茶の基本的な考え方は
ベースのお茶を決めて、そこに野菜や果物、生薬などをプラス。

ベースになるお茶は、茶葉の加工法の違いで、それぞれ四性(寒・涼・温・熱)が異なります。

緑茶(不発酵)→白茶(微発酵)→黄茶(弱後発酵)→青茶(半発酵)→紅茶(完全発酵)→黒茶(後発酵)
の順番で寒涼から温熱の性質になります。

気温が下がり始める今の季節は、青茶~紅茶をベースにするのが良いでしょう。
青茶のウーロン茶(凍頂烏龍茶)
紅茶は、まんま紅茶(笑)
をベースに、生薬やフルーツを追加して。

たとえば、
<ウーロン茶ベースの青じそ&菊花Tea>
茶葉3gに対し、青じそ1枚、菊花2輪程度を追加します。
作り方は、普通にお茶をいれる要領でOKです。
ティーポットに上記を入れて、熱湯200~250mlを注ぎ入れ
蓋をして3~5分蒸らしていただきます。
菊花は目の充血やかすみ、めまいなどにおすすめ。体内の余分なものを輩出する働きがあります。
紫蘇は身体をあたため、肺の働きを良くします。

<紅茶ベースの梨&クコの実Tea>
茶葉3gに対し、クコの実5~6粒と梨のスライスを2枚程度追加して抽出します。
クコの実も、目によい中薬。他には腎に働きかけるので、耳鳴りや足腰の衰えなどにもおすすめ。
梨は肺にうるおいを与えますので咳の予防にも。
空気が乾燥してくるのと、季節の変わり目で疲れも出てきて
目が乾いたり、疲れたりと、目の不調があるときは、クコの実と菊花の組み合わせもおすすめです。
甘味が欲しい場合は、飲むときにはちみつを追加して。
また、眠りが浅い時は、夜にミルクも追加してホットミルクティーにしても良いと思います。
はちみつと牛乳には、便秘解消や疲労回復、乾燥肌に効果あり
牛乳は安眠効果もありです。

いずれも、家庭にあるもので色々試してみたいですね。

※これは2020年10月17日のブログ記事をお引越ししてきた記事です※

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