秋の養生~おすすめの野菜
こんにちは!すーじーです
あんなに蝉が鳴いて暑かったのに、あっという間に秋になっちゃいましたね。
年々、夏がぎゅっ!と灼熱&短くなっているような
突然秋がくるような、そんな気がします。
前回に続き、今回は秋におすすめのお野菜のお話です。
前回のおすすめ果物の記事を書いていた時は、まだ日中の気温も30度を超す事が多かったですが
一週間足らずで気温もぐっと下がり、空気も乾燥してきましたね。
そうすると、毛穴も閉じて汗もかかなくなり、皮膚がカサカサ乾燥してきます。
薬膳的には、このように季節や症状にあわせ考えることを施膳方針といい、
これからの季節の施膳方針は【滋陰潤肺~じいんじゅんぱい~】
身体を温めて潤す食材や調理法を選ぶようにしましょう。
滋陰とは、人体を構成する液体を補って潤したり、
体液代謝を調節し、全身に栄養を行きわたらせる働きをいいます。
滋陰するのにおすすめのお野菜は
・山芋 ・エリンギ ・アスパラガス ・オクラ ・かぶ ・きくらげ ・人参
などがあります。
他にも身体の液(消化液、涙、汗など)を補充する野菜として
・ほうれん草 ・きゅうり ・ズッキーニ ・冬瓜 ・トマト ・れんこん などありますが
これらの野菜は四性でいうところの「涼」や「寒」で身体を冷やしてしまうので
食べる場合は、炒めたり、唐辛子やニンニクや生姜、みょうがなど身体を温める薬味と一緒に温かい料理として
食べる方がおすすめです。
また、【潤肺】のお野菜としては
・春菊 ・ゆり根 ・白きくらげ などがありますが
この「潤肺」効果がある食べ物としては、実は野菜よりもナッツ類がおすすめ。
・アーモンド ・銀杏 ・松の実 ・落花生
がナッツ類で潤肺におすすめの食材です。
次回は、秋におすすめ 果物&野菜以外の食材についてお伝えしたいと思います。
※これは2020年10月12日のブログ記事をお引越ししてきた記事です※