今日の夕飯 鶏肉と茄子のさっぱり南蛮
※これは2018年04月27日のブログ記事をお引越ししてきた記事です※
薬膳師の資格をとったものの、実践まで、なかなかたどり着けない私。
とりあえず、復習も兼ねて、いつもの夕飯を薬膳的視点で振り返ってみようシリーズ第二弾は
「鶏肉と茄子のさっぱり南蛮」
「ピーマン炒め」
です!
【鶏ささみ(鶏肉)】性味=甘/温|帰経=脾・胃|効能=温中、補気、益精、填髄、降逆
【なす】性味=甘/涼|帰経=脾・胃・大腸|効能=清熱、活血、利水、消腫、健脾、和胃
【酢】性味=酸苦/温|帰経=肝・胃|効能=活血、化瘀、消積、消腫、軟堅、解毒、療瘡、止血
鶏ささみと茄子をゴマ油で揚げて、お酢・砂糖・塩・おろしにんにく少々を混ぜたタレ(本当は唐辛子と葱も入る)とからめただけの簡単おかず♪^^
温性の食材が2つ。でも涼性の茄子が入るので、温めすぎずにバランスがとれていそうです。
(あ、でもこれに葱と唐辛子が追加されると、温める方のおかずになります)
脾と胃に帰経するものが集まっているので、消化機能を助けつつ、気を補い、血や老廃物の滞りを巡らせます。
涼性や平性の食材をもう少しプラスしたら、梅雨時に良さそうですね。
今の時期だと、気も巡らせたいので、タレに かぼす や すだち をプラスしたり、グレープフルーツをミックスしても良いかもしれないですね。
と、いうことで、「ピーマン炒め」↓ 笑
【ピーマン】性味=甘/平|帰経=肝・心・胃・腎|効能=理気、除煩、平肝、和胃
こちらが気を巡らせる食材だったので、トータル的には良い感じのおかずになっていたようです(良かった)
上記のさっぱり南蛮に、ピーマンを足してしまっても良いですよね。(南蛮漬けって、よく、玉ねぎとかピーマンとか人参とかはいっていますよね。彩りも良くなりますが、バランス的にも実は良いんですね!)
ちなみに、味付けは醤油でした。
【醤油】性味=鹹/寒|帰経=胃・脾・腎|効能=清熱、除煩、解毒、健脾、開胃、解鬱
(体を冷やす性質があるんですね@@)
ピーマンはビタミンCの吸収を助けるらしいです。へえ~!
ビタミンC含有の食材と一緒に食べればよかった!笑