夏の養生
あっという間に梅雨が明けた関東地方です。
暑い夏がやってきますね💦
夏は五行でいう「火」の季節で、五臓の中では「心」に気をつけたい季節です。
中医学でいう「心」は、単純に心臓という臓器を指すのではなく、その臓器が人体に表す現象、働きも包括しています。
「心」は精神を司る臓で、血脈を支配する生命活動の中心。別名「君主の官」とも呼ばれます。
汗は「心の液」と言われ、夏は多量の汗をかく事により、心の気も少なくなりやすく、心が傷つくと、動悸、精神異常(落ち着きがなくなったり、驚きやすくなったり、突然不安感に襲われたり)や、不眠などの症状が現れやすくなります。
夏の養生は、体内の陽気を発散させるよう心掛けましょう。
ただし、冷たいものの摂りすぎは、脾を傷つけてしまうので要注意です。(といっても、冷たいもの欲しくなりますよねぇ^^; 摂りすぎたなと思う時は、別の食材で体を温めるものを食べましょう)
梅雨時期に取りたい食材プラス心気を滋養するもの、精神を安定させるもの、を念頭に食材を選んでいきます。
陽気MAXの季節なので、気も血も水もうっかりすると(笑)発散していっていまうため、普段よりも色々補う必要がありそうですね。