五行学説の中の「水」に該当する「冬」。
夜が長く昼が短い。一年で一番寒い季節。
暦的には立冬~立春を指します。

冬は閉蔵(へいぞう)。水は凍り、草木は枯れ、動物は冬眠に入る季節。
自然界の五気では「寒」、五味は「鹹(かん)→塩味」そして人体では「腎」「耳・二陰」「骨」「髪」「恐・驚」「唾」が関係しています。

この季節は、寒さにより体が冷え代謝が落ち、疼痛、腰痛、尿量異常なども出やすい。また、”凝滞・収引”の性質があるため、気血が滞り、関節痛や高血圧などもおこりやすい。乾燥によりお肌もカサカサになりますよね。

食べ物は、はやり体を温める食材を選びます。温性で辛味、鹹味のものを中心に、腎気を養うものをとります。
気血の運行を促す、辛味食材や、気血を生み出す健脾に良い食材をプラスしましょう。

この季節は
少し早く寝て、少し遅く起きる。
あまり動きすぎず、静かに穏やかに、体の栄養を貯めておく気持ちで。


  • 冬の養生~おすすめ食材
    ※これは2020年11月14日のブログ記事をお引越ししてきた記事です※
  • 冬の養生~五臓は「腎」
    ※これは2020年11月08日のブログ記事をお引越ししてきた記事です※
  • 紅芯大根
    ※これは2017年12月20日のブログ記事をお引越ししてきた記事です※
  • 菊芋
    ※これは2017年12月19日のブログ記事をお引越ししてきた記事です※
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    ※これは2016年11月19日のブログ記事をお引越ししてきた記事です(ちょうど薬膳を習っていた頃です)※